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【簿記3級】決算書はなんで必要なの?

taku7983
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決算書とは何か

決算書とは、企業の経済活動の結果を一定の期間ごとにまとめ(通常は1年)、その業績を示す文書のことを指します。決算書は、企業の経営者、株主、投資家、取引先、金融機関、国税庁など、さまざまな関係者に対して、企業の健全性や収益性を明示する重要な情報提供ツールとなっています。

決算書のことを計算書類や財務諸表と呼ぶことがありますが、中身は同じです。

決算書はなぜ必要なのか

経営者の目線

経営者は毎年の業績によって、翌年度に自信がまた経営者(取締役)に株主から専任されるか気にします。そこで、決算書を作成することで毎年の経営者の評価を行うことができます。また、課題があれば経営者はすぐに対策したいため、月次で決算書を作成し、日々の改善点を模索することが一般的です。

株主の目線

株主は自身のお金を会社に預けて、経営者に増やしてもらうことを期待します。そのため、経営者がしっかり利益を計上しているか経営者が無駄な費用をかけていないかを判断するために決算書が必要となります。

投資家の目線

投資家がどの会社に出資しようか決める際に、決算書は重要な資料です。過去の情報である決算書があることで投資家は将来を予測して投資の意思決定を行うことができます。

金融機関の目線

金融機関の主要事業はお金の貸し出しです。会社に貸し出しを行う際に、その会社に担保はいくらありそうか、その会社の信用力を検討する際に決算書が必要となります。

国税庁の目線

国税庁はみなさんや企業から税金を徴収する必要があります。そこで、法人からいくら課税するか決める際に決算書が必要となります。

経営者と株主の関係

ここで、「あれ?経営者と株主って同じじゃないの?何が違うの?」と思われる方がいらっしゃるかと思います。まず、会計や経営を学んでいく上で、経営者と株主は別物と分けてください。それぞれの役割は以下のように異なります。

  • 役割
    • 株主 :お金はあるが経営は行いたくないため、会社に対して出資する
    • 経営者:株主に代わってお金を運用して利益を計上する

また、上記の図のように株主は出資することで会社に対して議決権と配当請求権を得ることになります。

  • 議決権:会社の重要なことを決定できる権利
    • 経営者をだれにするか、経営者の報酬をいくらにするか
  • 配当請求権:会社から配当金を受け取ることが出来る権利

ただここで、株主には議決権があり、経営者をだれにするか決めることができるため、例えば、株主の自分自身を経営者に専任することも可能です。株主=経営者である例としては、オーナー会社であったり、ソフトバンクをイメージしてください。

これからみなさんが学習するのは「会社」の立場に立った会計処理についてです

ぽち
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ぽち
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公認会計士
大学在学時に公認会計士試験2次試験合格。卒業後は4大監査法人で上場会社の会計監査・内部統制監査に従事。その後、コンサルティング会社に転職。2023年に当サイトを開設。
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