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【簿記3級】通貨代用証券について解説!

taku7983
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通貨代用証券とは

今回のポイント

通貨も通貨代用証券も勘定科目は現金

通貨代用証券とは、銀行などに持っていくとすぐに換金できる証券です。
先に、今回の章の結論ですが、通貨代用証券も簿記の勘定科目は「現金」となります。それぞれ、換金性が高いため(すぐ現金化できる)勘定科目が現金となってます。では、通貨代用証券の中身を見ていきましょう。

  1. 他人振出小切手
  2. 送金小切手
  3. 郵便為替証書
  4. 株主配当金領収証
  5. 支払期限到来済の公社債利札

他人振出小切手とは何か

他人振出小切手とは取引相手から受領した小切手です。
小切手は振出人(今回は取引相手)が、小切手を持参した人に現金へ換金するように銀行に依頼する証書のことです。つまり、小切手の受け取り人は小切手を銀行に持っていくと現金を受け取ることができます。「この小切手を持っている人に、書いてある金額を支払ってあげてください」という証券です。映画のワンシーンで、小切手に金額を記入して渡すシーンは見覚えがないでしょうか。

送金小切手とは何か

送金小切手とは、金銭を遠隔地の受取人に送付したい者(送金人)が、現金に代えて受取人へ送付するための小切手です。

ただし、昨今、送金小切手は、紛失・偽造・変造リスクが高く、犯罪に使用される可能性があるため、送金小切手の取り扱いは金融機関では廃止されております。そのため、頭の片隅に送金小切手の名前を入れておきましょう。

郵便為替証書とは何か

郵便為替証書とは、郵便局(ゆうちょ)が発行する為替証書のことです。 小切手と同じように、送金する手段のひとつとして用いられます。

株主配当金領収証とは何か

株主配当金領収証とは、会社が株主に対して各期の配当金を支払うに当たって作成し、株主に送付するもので、支払配当金額その他の事項が記載された株主の具体化した配当請求権を表彰する証書です。

支払期限到来済の公社債利札とは何か

まず公社債とは、国や地方自治体、会社が資金を調達したいときに発行する証券です。例えば、ソフトバンクが資金調達を行うために社債を発行したことをイメージください。公社債利札(こうしゃさい りふだ)とは、紙面の社債についている札(ふだ)であり、利払い日後に銀行へ持っていくと現金化することができるものです。

現金と通貨代用証券のまとめ

上記すべての勘定科目が現金となります

ここで、最後に問題です。

例題1

当社はA社に商品を100円で売り上げ、代金としてxxxを受け取った。


このxxxに上記の内訳(硬貨、他人振出小切手など)のいずれが入っても仕訳は下記のように、借方は必ず「現金」となります

今後、通貨代用証券以外の受取手形を学んでいきますが、上記をすっかりと忘れてしまうと、誤って借方を「受取手形」と回答してしまうことがあります

  • 簿記3級の頻出論点です
  • 通貨と通貨代用証券の勘定科目は現金と覚えましょう
ぽち
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ぽち
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公認会計士
大学在学時に公認会計士試験2次試験合格。卒業後は4大監査法人で上場会社の会計監査・内部統制監査に従事。その後、コンサルティング会社に転職。2023年に当サイトを開設。
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