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【簿記3級】現金過不足とは

taku7983
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現金過不足とは

現金過不足とは、現金残高について実際の残高と会計上の帳簿残高において相違が生じている状態です。
例えば、飲食店でお客さんから800円預かったのに、レジに1,000円と入力してしまうと200円の相違が生じます。
この様に、現金過不足が生じた場合に、簿記では2つの流れで仕訳を計上します。

現金過不足が判明したときの仕訳
  • 会計上の現金残高を実際の残高に合わせる
  • 仮勘定として「現金過不足」勘定を使用する
現金過不足が生じた内容が判明した場合の仕訳
  • 現金過不足勘定を取り崩して、正しい勘定科目に修正する
現金過不足が生じた内容が期末になっても判明しない場合の仕訳

現金過不足勘定を取り崩して(現金過不足勘定の残高を0に戻す)、雑損(ざっそん)又は雑益(ざつえき)を計上する。

今回覚える勘定科目

  • 現金過不足
    • 現金残高について実際の残高と会計上の帳簿残高において相違が生じた場合に使用する仮勘定
  • 雑損
    • 雑多なものから生じた損失
  • 雑益
    • 雑多なものから生じた利益

現金過不足の仕訳問題

例題1

現金の帳簿残高は1,200円であるが、実際の残高は1,000円であった。なお、期中において現金過不足勘定を使用する。

Q
答え
解説
  • 現金過不足が生じた場合は、現金の帳簿残高を実際の残高に修正する
  • 他人振出小切手を受け取ったときは、現金の増加とする
例題2

例題1の現金過不足¥200(借方残高)の原因を調べところ、そのうち¥150は水道光熱費であることが判明した。

Q
答え
解説

現金過不足が生じた内容が判明した場合は、現金過不足勘定を取り崩して、正しい勘定科目に修正する。

例題3

例題1の現金過不足のうち¥50については決算になっても原因が判明しなかった。
(現金過不足勘定が借方に¥50残高に残っており、決算になっても原因が判明しなかった。)

Q
答え
解説
  • 現金過不足が生じた内容が期末になっても判明しない場合は、現金過不足勘定を取り崩して(現金過不足勘定の残高を0に戻す)、雑損(ざっそん)又は雑益(ざつえき)を計上する。
  • 今回のケースは現金不足が生じたケースですが、現金過大のケースでは(帳簿残高より実際の残高が大きい)、雑益(収益)となる
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ぽち
ぽち
公認会計士
大学在学時に公認会計士試験2次試験合格。卒業後は4大監査法人で上場会社の会計監査・内部統制監査に従事。その後、コンサルティング会社に転職。2023年に当サイトを開設。
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