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【簿記3級】クレジット売掛金とは何か?

taku7983
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クレジットカードの取引について

日頃のお買い物でクレジットカードを使って決済される方は多いのではないでしょうか。みなさんもお買い物でクレジットカード払いの時には、クレジットカード払いを使用した1~2か月後にみなさんの銀行口座から差し引かれて信販会社(クレジットカード会社)に対して預金を支払っていますよね。みなさんに対して販売した会社から見ると、預金はみなさんから入金されるのではなく、信販会社から入金されます。

クレジットカード取引の流れ

では、クレジットカード取引の際の流れを見ていきましょう。まず、当社は顧客に4/1に商品¥100を販売し、顧客は4/30に信販会社に支払いをしました。その後、5/15に当社は信販会社から手数料¥3を差し引かれた¥97が入金されました。
なお、実際には顧客が信販会社に支払う前に信販会社から当社に入金することもありますが、顧客と信販会社の取引は当社には関係ないので割愛します。

たまに、みなさんもお買い物で「現金支払いは1%引きします」、「現金支払いであればポイントが+3%つきます」などは聞いたことがないでしょうか。これは、お店から見るとクレジットカード払いの時は数%を信販会社に手数料として差し引かれてしまうため、顧客に現金支払いをして欲しいためです。

クレジット売掛金の仕訳問題

今回覚える勘定科目

  • クレジット売掛金
    • 商品販売に係る代金をあとで入金してもらえる権利(売掛金)のうち、信販会社に対する債権
  • 支払手数料
    • 取引に付随して生じる費用
    • 例としては、クレジットカード払いの信販会社に対する手数料、銀行や郵便局での振込手数料、事務手数料など

実務上は、売掛金とクレジット売掛金を分けることはあまり見かけませんが、試験上は分けて覚えましょう

ぽち
ぽち

仕訳問題

例題1

顧客に商品¥100をクレジット払いで販売した。なお、信販会社への手数料(販売代金の3%)は販売時に計上する。

Q
答え
解説1
  • 必ず借方と貸方の合計額は一致する
  • 将来、信販会社から入金されるのは¥100ではなく手数料を差し引いた97のため、クレジット売掛金は¥97となる。
例題2

信販会社から手数料が差し引かれた残額¥97が当社の普通預金口座に入金された。

Q
答え
解説2
  • 仮に当座預金口座に振り込まれた場合、上記の借方は当座預金となる
  • クレジット売掛金は例題1で¥97計上され、例題2で¥97減少するため、例題2の後は残高が0となる。
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ぽち
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公認会計士
大学在学時に公認会計士試験2次試験合格。卒業後は4大監査法人で上場会社の会計監査・内部統制監査に従事。その後、コンサルティング会社に転職。2023年に当サイトを開設。
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