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【簿記3級】受取手形・支払手形とは何か?

taku7983
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はじめに

今まで、商品売買の取引では現金・預金・小切手・掛け取引を見てきました。
では、次に受取手形・支払手形に関する取引を見ていきましょう。
ただ、仕訳は今までの売掛金・買掛金が受取手形・支払手形になるだけなので簡単です。

本日覚える勘定科目

  • 受取手形とは
    • 得意先が振り出した手形であり、受取人は期日に換金することができる債権
  • 支払手形とは
    • 当社が仕入先に対して振り出した手形であり、当社は期日に仕入先に対して支払う必要がある債務

掛け取引の売掛金と買掛金が手形である受取手形と支払手形になったイメージ

ぽち
ぽち

約束手形とは何か

約束手形とは

一定の日に一定の場所で一定の金額を支払うために取り交わされる証書のことを約束手形(やくそくてがた)といいます。

振出人と名宛人とは

  • 振出人
    • 手形を振り出した人(手形の代金を支払う人)
  • 名宛人
    • 手形代金を受け取る人

約束手形と小切手の共通点と違う点

簿記を学習しますと「あれ?約束手形と小切手は何が違うの?」と思われる方が多いので、共通点と違う点を見ていきましょう。

共通点

  • 証書(基本的に紙である)
  • 金額を記載して、支払人から受取人(名宛人)へ資金が移動する

違う点(自由に換金できるか否か)

  • 小切手
    • 期日の欄はなく、いつでも換金できる
  • 約束手形
    • 期日を記載する欄があり、受取人(名宛人)は期日後に換金することができる

まとめ

小切手はすぐに換金可能なため、受け取り側は「現金」勘定を使用し(現金が増える)、支払った側は「当座預金」勘定を使用します(当座預金が減る)。

約束手形に関する取引では期日まで現金預金は動かないため、受け取り側は「受取手形」勘定を使用し、支払側は「支払手形」勘定を使用します

約束手形に関する仕訳問題

例題1

商品¥100を仕入れ、代金は約束手形を振り出して支払った。

Q
答え
解説1
  • 仕入は費用であり、ホームポジションは左側
  • 支払手形は負債であり、ホームポジションは右側
例題2

支払期日(手形満期日)となり、手形代金¥100が当座預金口座から引き落とされた。

Q
答え
解説2
  • 手形代金の支払期限のことを支払期日(又は満期日)といいます。
例題3

商品¥200を販売し、代金として約束手形を受け取った。

Q
答え
解説3
  • 売上は収益であり、ホームポジションは右側
  • 受取手形は資産であり、ホームポジションは左側
例題4

支払期日となり、手形代金¥200が当座預金に振り込まれた。

Q
答え
解説4
  • 当座預金も受取手形も資産であり、ホームポジションは左側
  • 当座預金は増加したため左側、受取手形は減少したためホームポジションとは逆の右側
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ぽち
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公認会計士
大学在学時に公認会計士試験2次試験合格。卒業後は4大監査法人で上場会社の会計監査・内部統制監査に従事。その後、コンサルティング会社に転職。2023年に当サイトを開設。
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