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【簿記3級】帳簿の締め切りについて

taku7983
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帳簿の締め切りについて

決算を迎えて期中の取引を確定する必要があります。以前にBSとPLはつながることを学習しましたが、PLで生じた損益をBSに繋げていく流れを見ていきましょう。

復習
【簿記3級】貸借対照表と損益計算書のつながりについて解説
【簿記3級】貸借対照表と損益計算書のつながりについて解説

本試験では主に仕訳問題で出題されますので、あまり深く考えなくても大丈夫です

ぽち
ぽち

帳簿の締め切りの流れ

損益振替

費用と収益の残高を決定させて、各PL科目を損益勘定に振り替える。

本日覚える仕訳

借方:売上 xxx
貸方:損益 xxx

借方:損益 xxx
貸方:仕入 xxx

資本振替

損益勘定の借方と貸方の差額で当期純損益を算出し、繰越利益剰余金に振り替える。

本日覚える仕訳

借方:損益 xxx
貸方:繰越利益剰余金 xxx

借方:繰越利益剰余金 xxx
貸方:損益 xxx

各勘定の締め切り

すべての勘定科目の借方と貸方の合計額を一致させて、各勘定科目の残高を締め切る。

残高試算表の作成

各勘定科目の残高をすべてまとめて残高試算表を作成する。

本日覚える仕訳

先ほどの、STEP1 損益振替とSTEP2 資本振替が今回覚える仕訳です

STEP1 損益振替

本日覚える仕訳
  • 収益項目
    借方:売上 xxx 貸方:損益 xxx
  • 費用項目
    借方:損益 xxx 貸方:仕入 xxx

損益への振り替えは収益と費用はホームポジションの逆に計上して、相手科目を損益にすると覚えましょう

ぽち
ぽち

STEP2 資本振替

本日覚える仕訳
  • 当期純利益の場合
    借方:損益 xxx  貸方:繰越利益剰余金 xxx
  • 当期純損失の場合
    借方:繰越利益剰余金 xxx 貸方:損益 xxx

繰越利益剰余金は純資産項目でホームポジションはですね。
そのため、当期純利益であれば繰越利益剰余金は増えるので貸方に計上、
当期純損失であれば繰越利益剰余金は減るので借方に計上です

ぽち
ぽち

帳簿の締め切りの仕訳問題

例題1
  • 決算において、仕入および支払家賃の勘定残高を損益勘定に振り替えた。なお、当期中の総仕入高は¥3,000,000、仕入戻し高は¥200,000であった。また、決算整理前の支払家賃の残高は¥500,000であり、決算日において未払額は¥50,000であった。
Q
答え
解説1
  • 仕入の残高は総仕入¥3,000,000-仕入戻し高¥200,000=¥2,800,000
  • 支払家賃の残高は¥500,000+¥50,000=¥550,000
  • 仕入と支払家賃は費用であり、ホームポジションの逆である貸方に計上
  • 「損益」勘定は振り替えする際に使用するため、ホームポジションはありません。
例題2
  • 損益勘定より、当期の収益総額は¥30,000,000、費用総額は¥28,000,000 であった。この差額を繰越利益剰余金勘定へ振り替える。
Q
答え
解説2
  • 収益>費用=当期純利益であり、繰越利益剰余金は増えるため貸方に計上
例題3
  • 損益勘定より、当期の収益総額は¥30,000,000、費用総額は¥33,000,000 であった。この差額を繰越利益剰余金勘定へ振り替える。
Q
答え
解説3
  • 収益<費用=当期純損失であり、繰越利益剰余金は減るため借方に計上
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ぽち
ぽち
公認会計士
大学在学時に公認会計士試験2次試験合格。卒業後は4大監査法人で上場会社の会計監査・内部統制監査に従事。その後、コンサルティング会社に転職。2023年に当サイトを開設。
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